いんちきで、さらにマクガフィンだつた。

by 丸太花道@乳軟部

12002-0108 カラースコパーの話

d0207559_1918112.jpg

 カラースコパーと云ふのはレンズの名まへです。

 正確にはコシナ フォクトレンダー カラースコパー35ミリF2.5クラシックタイプ。

 コシナがメーカ。
 フォクトレンダーがブランド全体。
 カラースコパーがレンズのそれぞれ名まへと分解出来る。

 その気になればそこそこ廉価で、まづきちんと写る35ミリレンズを造るのは決して無理難題とは云へない…と云ふ実例ですな、この一本は。開放値がやや暗め…F2.5は中口径程度の明るさだから…なのを考へても納得出来る価格帯で販売されてゐた。

 レンズはごくコンパクトなサイズである。台形に潰れた円筒に短い円筒を重ねたやうな形で、先端には短いフードがほぼ一体化されてねぢ込まれてゐる。感心するのは焦点合せ用のレヴァで(あれを恰好惡いと云ふひともゐるが)指が馴れるとそれがどの位置にあるかで大まかな距離の設定が解る。これは実に大した工夫と云つていい。自動焦点合せがどれだけ速くなつても
「シャッターを切るまへに」
焦点を合はすのは不可能なのだ。そこには勿論、被写界深度だとか何とかの考へ方が(ある程度)要求されるとして、その程度が面倒なら最初からこの手のレンズを使はない方がいい。

 写り??
 現代のレンズですよ、現代の。間違ひないに決つてゐる。これから距離計式カメラを使ふ酔狂人には、最初の一本に撰んでいい。撮影に安心を感ぜられるのは勿論として、色々な意味での変態レンズ―これには賞讃も含まれるんだが―を味はふ時にも、"基準点のレンズ"として用ゐる事が出来るだらう。
[PR]
by vaxpops | 2012-05-01 19:18 | 画像一葉 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://zampablack.exblog.jp/tb/15804091
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
名前
URL
削除用パスワード