いんちきで、さらにマクガフィンだつた。

by 丸太花道@乳軟部

虚々實々の下田篇

 3月19日、起床午前5時。ラヂオを聴きながら出かける用意。
 午前6時51分新宿發の急行列車に乗る。
 途中うつらうつらしながら、小田原到着。予定通り8時25分。素早く煙草を1本吹かす。
 コンコースで頴娃君と合流。お弁当と麦酒を買ひ込んでJRのホームに下りる。

 午前8時58分、踊り子103號に乗車。車内は随分と混雑。
 窓外の好天を喜びあつてゐるうちに、特急列車は恙無く發車。早速麦酒で乾盃する。
 朝のスーパードライは惡くない。
 ヱビスの華みやびに移つた辺りでかねての予定通り、幕の内(大船軒)を開ける。
 おかずは吉乃川の肴。すつくり平らげた辺りで、伊豆急下田に到着。
d0207559_08351382.jpg
 風車のお祭があると事前に判つてゐたから、我われの足はそちらに向かふ。
 途中、道の驛開國下田をとほると、既に沢山のお客がゐた。
 そこから湾の周遊船の乗り場を経た先に、風車で彩られた即席の公園。
 一角に長い綱の結ばれた山車があつて、どうやら子供たちにも曳かせるらしい。
 その子供たちが少なからずゐるのは密かに驚かされた。

 法被を纏つた小父さん、いなせな姐さんに混じつた少年。
 眺めてゐると、山車に据ゑられた太鼓を美事な撥捌きで叩きだした。
 子供たちは夢中で綱を曳く。
 太鼓と三味線と笛が響く。
 すつかりいい気分になつて頴娃君の方を見ると、かれもまた大きく笑つてゐる。
d0207559_08362195.jpg
 ペリー・ロードといふ名づけは感心しないけれど、川沿ひの建物は藏を改装してゐるのか眺めが宜しい。
 端つこに個人宅があつて、2階のベランダから柴犬が、参賀を受ける皇族のやうに我われを見下ろしてゐる。
 麦酒も商ふカフェで心が動かされたが我慢に成功。そのまま道なりに驛前へと戻る。
 ホテルは素泊りの予約。マーケットで晩めしと翌日の朝めしを買ひ込む。
 お鮨、お刺身、チーズ。ヱビスのジョエル・ロブション(青)を1パック(350ml)と志太泉おりがらみ(4合壜)
 バスの時間が中途半端になつたのでタクシーを奢る。風車の町は明日までさらば。
d0207559_08384281.jpg
 チェックイン直後にジョエル・ロブションを2本空ける。つまみは罐詰めのベーコン。
 大浴場で波を眺めてから部屋に戻つて、例の酒盛り。
 志太泉は中々好もしい味はひに思はれたが、頴娃君いはく、ややひねてゐるらしい。
 チーズを肴に綺麗に呑み干して就寝は午前0時前。

 3月19日は午前6時前に頴娃君の大聲で目を覚ます。
 見ると窓の外、水平線に日の出。すりやあ、やむ事を得ない。
 前夜に追加してゐた一番搾りと助六で朝めし。健啖家の頴娃君は焼鳥丼。
 驛までの送迎バスを使つて下田の市街地に戻る。
 驛前の朝市を冷やかしてから再び風車のお祭の場所。昨日気になつてゐた三島コロッケ。美味。

 南伊豆製氷所といふ古い建物があつたのに解体されてゐる。
 地元の人たちが跡地に小さなお店を何軒か出してゐるのが幸ひ。
 たなかみどりさんのライブを聴きながら、敬意を表してお鮨(5貫)と麦酒を一ぱい。
 ペリー・ロードを経由してY本酒店とT藤酒店でお酒を買ひ込む。
 伊豆急下田からスーパービュー踊り子8號に乗つて熱海まで。

[PR]
by vaxpops | 2017-03-21 12:00 | ニューナンブ | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://zampablack.exblog.jp/tb/23998358
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by drop0516-edge at 2017-03-23 16:26
来年あたり私も踊り子に乗って伊豆を
目指します!

踊り子といえば十津川刑事。
渡瀬さん、残念ですわ。
Commented by vaxpops at 2017-03-25 08:04
乙女食堂さん。

 そちらからだと伊豆は新幹線で熱海まで出て、そこから踊り子號への乗り継ぎになると思ひますが、意外に時間が掛かるものです。
 罐麦酒とお弁当とおつまみは、余裕をもたれるのが安心でありませう。

 十津川警部つて、渡瀬さんだつたのですね。
 テレビジョンに無縁な生活だと、かいうふところで話題についてゆけなくなるのだなあ。
名前
URL
削除用パスワード