いんちきで、さらにマクガフィンだつた。

by 丸太花道@乳軟部

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 2010年の師走19日に歩いてゐた。

 尤も歩いたのは奥多摩湖から半分くらゐ。

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 この後のお風呂がうまかつた。

 風呂上り??

 吉田牛乳店には申し訳ないが、麦酒を一ぱい。
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by vaxpops | 2013-10-31 23:30 | ニューナンブ | Trackback | Comments(0)

13278-0526 甲斐の國で

 2009年に呑んだ麦酒。

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 風呂上りに冷えたのをきゆつと引つ掛けて。
 おもむろに葡萄酒をやつつけようぢやあないか。

 そして存分に酔つ払つて仕舞はうぢやあないか。
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by vaxpops | 2013-10-30 20:30 | 飲食百景 | Trackback | Comments(0)

13277-0525 逆光

 かう云ふ陰翳のきつい光景が好物である。

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 一年まへの画像だが、改めて眺めると、測光をスポットにして、その辺をもつときつくすればよかつたかとも思ふ。

 どうも私には、撮つてからいぢると云ふ發想がなくていけないね。
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by vaxpops | 2013-10-29 23:30 | ニューナンブ | Trackback | Comments(0)
 余話を辞書で調べると[(世に知られてゐない)ちよつとした話・零れ話]とある。私はずつと、[本題には含めないとして、然しちよいと附け加へておきたい話題]だと思つてゐて、この辺の定義は讀者と書き手のちがひなのだらうか。然し辞書で確めた定義に拠ると、前回も余話であつて、もつと大きくこのウェブログ全体が余話の塊と見立てる事も出来る。尊敬する丸谷才一先生がある随筆で、文學者の生涯が余生のやうなもの、と書いてゐたのを思ひ出すが、このウェブログが文學的かどうかには巨きな疑問が残るね。尤も深々踏み込まれるとこまるのは私の方で、それだから話題を[朱とんぼ]に移したい。

 [朱とんぼ]と云ふのは澤乃井こと小澤酒造に関はる場所で、普段はバーベキューだのが出来るらしい。らしいと曖昧になるのは通常の藏見学の際にはそこまで足を運ばないのである。もつてニューナンブを察するべし。そして藏開きの日の[朱とんぼ]は實に花やかな場所に早変りする。色々の屋台が並んで、勿論、澤乃井も呑める。藤原効果の所為で、鏡開きや幾つかのステージでのイヴェントが中止されたのは些か残念であつたけれど、後ろ向きになつても仕方がない。神明連のお囃子は賑やかし、何よりお客がみんな、お酒を愉しんでゐるからこちらも気分が盛上る。鏡開きは無かつたが振舞ひ酒はあつて勿論、呑む。樽特有の木の香りがくつきり立つてゐて、如何にも新酒でさアな。澤乃井には"元禄"と云ふその名に相応しい古風な醸り方のがあつて、それにも杉の香が沁みてゐるのだが、あちらは色や味と一体になつてゐて貫禄がある。
「この味と香りの競演は」
「樽を開けたその場の愉しみだねえ」

 ところでそろそろ、この稿が何故"余話"なのかと、さう云ふ話をしなくてはならない気がされる。この後も勿論、話は續くわけで、私としては是非にもそれをツマビラカにしたい。まあツマビラカと云つてもそれが事實の詳細でないのは既に、我が親愛なる讀者諸嬢諸氏にはよくよくご承知の通り。有り体に云へばそれは『阿房列車』の特に後半の拙劣な模倣であつて、全体、どうすればああ云つた不思議に説得力を持たせられるのか、さつぱり見当が附かない。ただ確實と思はれるのは、記憶でも記録でも、何かしらの種があつてこそ誇張や飛躍、変幻にずらし、はみ出し、その他、諸々が活かされる筈であつて、嘘の尤もらしさに事實の裏打ちは欠かせない。

 翻つて樽を振舞はれた私は、この辺りからきはめて曖昧なんですな、記憶が。丸で何も覚えてゐないわけぢやあありませんよ。喫煙所で一緒になつた青年が實家(岡山)の"ちよつと偏屈(本人談)"な父上に"一番汲み"の濁りを送つた話を聞いて、あれはどんどん味が変りますよと云つたら、すりやあ後で電話しとかなくちやと呟いたとか、ご近所らしい酒屋のご夫婦(奥さんが中々の美人)とか、鄙には稀なサンバ・ダンサーのセクシーなお尻とか、麦切りの田舎くささ(鬼の平藏が愛好したのはこれらしい)の好もしさや蒟蒻田楽とぬる燗の相性の好さなんて云ふのが然し、断片的にしか残つてゐない。藏の近くまで戻つて食べたのは、この日特製のお弁当で、ちまちましながら豪華と云ふ如何にも日本的なものだつたのは記憶にあつても、どれくらゐ旨かつたかは欠け落ちてゐる。その後に向つた玉堂美術館はもうひとつ感心しなかつたやうに思はれるが、それ以前の状態を鑑みれば丸きり当てには出来ないね。
 どこかに打ち伏したとか、気分がどうにもかうにもアレだつたとか、そんな記憶…酔つた時でもさう云ふのは忘れないものですな…は無いから、おそらくは頴娃君に手酷い迷惑は掛けてゐない筈だが、かれはその辺が紳士だから、沈黙を守つて呉れてゐるのか知ら(憮然とひと言、武士の情けだよ貴君)然し繰り返すが、記憶が丸々無いのではないんですよ。だから宿泊場所の某市にあるマーケットでお弁当とその他のお惣菜(豆腐、お浸し、白菜の漬物)を買ひ込んだのも、大浴場にゆるゆる浸つて風呂上りにはヱビス(琥珀)で乾盃したのも、ちやんと覚えてゐます。勿論、"漢の二本"をすつかり平らげたのだつて。ただその辺の時間の流れが甚だ曖昧で、一部が抜け落ちてゐる。これでは話を面白いをかしく作れないぢやあないか。ゆゑにこの稿は"余話"とせざるを得なくなつた。フヂハラノコウカがまさかこんなところまで影響を及ぼすとは思つてもゐなかつたよ。
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by vaxpops | 2013-10-28 23:30 | 宿酔紀行 | Trackback | Comments(0)
 日本の大部分の十月は神無月で、出雲だけが神有月なのはよく知られた話で、八百万の神さまがあすこで大宴会を開いてゐるのだらうなと想像するのはこの時期の愉しみではないでせうか。神さまの酒宴と云へば希臘が本場のやうに思はれて、焙つた肉だの葡萄酒だのをやつつけたにちがひない。倭國だつて然し黒酒白酒に雉肉や猪を食べてゐた筈で、これも中々豪華である。どちらも羨ましい。
 ところで奥多摩の十月は神無月だから神さまはをられない。その無神の三週目の土曜日が例年、小澤酒造の藏開きの日で、そこに行かないのはひととして如何なものだらうか。ひととしては百歩譲つて赦されるとして、ニューナンブとしては行かない撰択肢は考へられない、と云ふか、そもそもその撰択肢は用意されてゐない。
「行かずしてどうして十月を越せるだらうか」
反語的な口調になるくらゐ、気合ひがちがふのでありますね。気合ひの入れ場所が間違つてゐるかも知れないけれど、ええい、今は気にしないでおきませう。
 台風は大丈夫だらうか。
 直前の天気図にはふたつの台風があつて、かう云ふ場合はその経路がややこしくなるさうで、これを藤原効果と呼ぶのだと云ふ。讀みはフヂハラ ノ コウカ。藤原高家の字を宛てると平安貴族のやうで、藤原咲平(名附け親になつた気象台の台長)がそんな事を考へてゐたのかなと思ふと、何となく愉快を感じる。因みに藤原咲平は明治十七年生れ。藤原効果を提唱したのは大正十年頃らしく、三十台後半の年齢。官吏のかれは無邪気な立身出世の夢が生きてゐた時代の青年だつたにちがひなく、それで"ノ"の字を入れたのではないか知ら。この年は中國で共産党が出来、原敬が東京駅で殺され、高橋是清内閣が成立。是清は十五年後に二月二十六日に非業の死を遂げるわけで、きな臭いなあ。きな臭くない方向ではバンドネオンのピアソラ(あのリベルタンゴのピアソラです)やソラリスのスタニスワフ・レムが生れ、アインシュタインがノーベル物理學賞を受けてゐる。

 話が逸れましたね。
 序でに台風も逸れてくれた。雨の朝ではあつたし、足元には些か不安を感じなくもなかつたけれど、移動が不可能な荒天ではなく、中央線も青梅線も奥多摩線もちやんと動いてゐる。中野から立川を経由して青梅。青梅で素早く乗り替へて沢井驛へ。よんどころなき事情でS鰰氏とクロスロード・G君は残念であつたが、かれらの意思も背負ふ形で電車に揺られた私は八時五十一分立川發青梅行電車の中で頴娃君と合流した。實のところこれは予想外で、いや、かう云ふ機会を頴娃君が逃す道理はなく、ただかれは八高線からの移動になると思つてゐたので、ちよいと驚かされたんです。
 「貴君は拝島経由だと思つてゐたよ」
 お早うの挨拶をしてからさう云ふと事も無げに
 「立川経由のが、乗り継ぎがよくつてねえ」
 頴娃君の事前の調べは行き届いてゐるなあ。すつかり感心してゐるうちに電車は恙無く沢井驛に着到した。普段は降りるひとも少ないだらう狭いホームは混雑してゐて、ただ昨年よりは人手が少なさうにも思へる。驛からの急な坂道を用心しながら、然し上半身はつんのめりさうにもなりながら降りると、青梅街道に面した駐車場―西東京バスの停留所??―があつてそこで入場券を買ふ。満喫チケットの名まへで千圓。小ぶりの利き猪口附きで、他にも特典がある。廉と云つていいですね。そこから街道沿ひに五分も歩かないうちに古めかしい藏の姿が見えてくる。古めかしいとは正確ではないな。實際にふるいのである。何しろ創業は元禄十五年だと云ふから、西暦に置き換へると千七百二年。旧暦で云へばこの年の師走半ば、播州赤穂の連中が高家のえらいひとを討ち取つたわけで、将軍の徳川綱吉は有名ですが、東山天皇が在位してゐたのは知りませんでした。このひとの子孫が西園寺公望公爵ださうで、明治以降のお公家さんの政治家に私はよい印象を持つ事が少ないのだが(きつと近衛文麿がきらひだからだらう)、西園寺公はその中で例外に属してゐる。何かの本で色々愉快な逸話を讀んだのが大きいね、これは。愉しいゴシップの持ち主は得なんです。花柳界で名を馳せた粋人だつたさうだから、ご先祖の在位中に創業した澤乃井で一献、汲み交はす夜があつたかも知れないぞ。

 普段は藏の見学になつてゐるルートがそのまま試飲場になつてゐる。いちいちの銘柄をあげるのは省略するが、"しぼりたて"で始まつて"蒼天"、"梵"と續き、"藏守"を経て"一番汲み"で終らせる流れは、新酒が醸された嬉しさに満たされてゐて、我われもすつかり嬉しくなつた。一旦表に出たところで時計を見ると、まだ午前九時を少し過ぎたくらゐである。本来はその午前九時が開場時刻だつた筈だが、思ひ切つたのではないだらうか。
 「さてこそ」
 「如何するかね」
 早くも上機嫌になつたふたりは顔を見合はせ、兎に角作戦会議を開かうと意見の一致を見た。議題はふたつ。
 ①この後の行動について。
 ②今夜の"漢の一本"に何を撰ぶか。
 ニューナンブは作戦を事の外、重要視するのである。
 それで青梅街道をくぐるやうにつくられたごく短い隧道を抜け、澤乃井園に行かうとしたら、そこに澤乃井の社長がゐたからびつくりした。實は私、この社長のファンなんですね。特別な繋がりなんて無いけれど、藏開きの日のかれが見せるしあはせさうな顔を見ると、笑顔とはかう云ふのを指すんだらうなと思ふ。将来、電子出版で画像をふんだんに用ゐる国語辞典が出来るなら"笑顔"の項には"藏開きの日の社長の笑顔"をつよく推薦したい。
 「驚いたねえ」
 「まつたくだよ」
 と云ひ交はしながら頴娃君と私は熱いお茶を飲んでゐる。少々肌寒さが感じられる躰に素敵な呑みものであるし、"スマートとエレガント"をモットーとしてゐるニューナンブのクッションに相応しい。お茶を啜りながら(序でに私は煙草を吹かして)満喫チケットを確かめると、午前十一時からの鏡開きは中止。但し振舞ひ酒は有るのが解つて、ふーむと我われは顔を見合はせた。時計は未だ午前十時に程遠い。
 「どうだらう貴君」と云つたのは私の方で「藏を覗いてだね、入れさうなら試飲二周目に取り掛かると云ふのは」
 「よからうとも。それから振舞ひ酒を愉しんで、昼めしといきませう」
 「ところで貴君」
 「何かね」
 「"漢の一本"は何を撰ばうか」
 と云ふ私の問ひかけは頴娃君にとつて愚問であつたらしい。大きく笑ひながら、出来の惡い生徒を教へ諭すやうな口調で
 「"蒼天"(純米且つ吟醸。香りと味はひが素晴しい釣り合ひで、然もそれを思ふと廉価でもある)と"一番汲み"(新酒"しぼりたて"の濾過まへ。但し厳密な無濾過ではない。"しぼりたて"が新入の優等生ならやんちや坊主)に決つてゐるぢやあないか」
 文句の附けやうのない撰択とはかう云ふのを呼ぶのだらうね。議題の完璧な解決に満足した我われは立ち上がつて、藏を覗いてみると、何と云ふ事か!(ここは是非、ビツクリマークを使ひたい)行列は殆ど無いに等しいではありませんか。
 「これア、また」
 「フヂハラノコウカだねえ」
 云ひ騒ぎながら私と頴娃君は、三年連続三回目の藏開きにして初めて、試飲の二周目に臨んだのである。
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by vaxpops | 2013-10-27 23:30 | 宿酔紀行 | Trackback(1) | Comments(0)
 呑んでゐる。

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 澤乃井のわかいの…一番汲みと云ふのだが…がまた、いいんですよこれが。
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by vaxpops | 2013-10-26 19:59 | 企画万巻 | Trackback | Comments(0)
 燻製玉子に湯豆腐に蕎麦切りにぬる燗。

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 ああ。
 儂ア、矢張り、駄目なんだなあ。
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by vaxpops | 2013-10-26 14:37 | 企画万巻 | Trackback | Comments(0)
 季節はづれのひやおろし。

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 うまいんだよ、これがまた。
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by vaxpops | 2013-10-26 10:29 | 企画万巻 | Trackback | Comments(0)
 雨の澤井の藏の外。

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 試飲の一周目は既に終つた。
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by vaxpops | 2013-10-26 09:44 | 企画万巻 | Trackback | Comments(2)

13270-0518 マーケットで

 マーケットの惣菜コーナーで天麩羅を買ふなら、掻き揚げに限る。
 ご飯に乗せていけるし、お蕎麦の隣に侍らせるのもいい。

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 さうさう。
 鍋焼き饂飩風にするなら、温め方には用心するのがいい。
 私は一ぺん、大失敗をやらかした事がある。
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by vaxpops | 2013-10-25 21:00 | 番外携帯 | Trackback | Comments(0)