いんちきでさらにマクガフィン

by 丸太花道@乳軟部

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14017-0597 恵比寿での話

 恵比寿にあるのはサッポロビールと東京都立写真美術館でその辺りの事情が無ければ殆ど足を運ばないだらうが、23区内には"その辺りの事情"が色々あるからこまる。序でに云へば國鐵恵比寿驛は自宅から半時間くらゐで行ける場所だからちよいと足を運べるわけで、1月25日の13時過ぎ、私は驛の改札を出てゐたのであつた。目的は東京都立写真美術館の[写真であそぶ]と題された、植田正治とジャック・アンリ・ラルティーグの写真展。初耳の名まへだと呟いた方は、ご自身でお調べなさい、私はそこまで親切ではありませんよ。同行の士はニューナンブの重鎮であり酔つ払ひの相方も兼任する頴娃君で、かれは前年末にこの展示を一ぺん見物してゐたのだが、もつぺん観たいとの話であつた。

 落ちあつた我われは先づ、めしをどうするかと云ふ点で熱心な討議を行つた。ニューナンブは伝統的に蕎麦を重んじる。さう云つた蕎麦屋が無かつたのではないが、お客が並んでゐたので今回は残念ながら却下。ガーデンプレイス内のサッポロ・ビヤステーションに席を取つた。慎重な考慮の結果、私が和風ハンバーグとクリーミートップ(パイント)、頴娃君はポークとサモンの盛合せに琥珀ヱビス(中ジョッキ)を撰んだ。ア・パイントオヴ・ビアは實に響きがいい。倫敦のパブが連想される。倫敦のパブに行つた事は無いんだが、この際だから些事に拘泥するのは止めにしたい。
 和風ハンバーグは要するにハンバーグを鋤焼き風のたれで煮込んだものだつた。馬鈴薯、大根、人参、ブロッコリが添へられて、半熟卵が載せられてゐた。甘からいたれは中々美味、麺麭に染ませても宜しい。ただお皿が非常に安つぽく、たれの量が多過ぎてハンバーグと附け合はせがばらばらになつてゐたのはまつたくのところ感心出来なかつた。食べ物の値段が見た目も含んでゐるとすれば、割高だなあと思はざるを得ない。ほんの少し盛附けを工夫すればよかつたのに。などと思ひながら、ヱビスの黒(グラス)のお代りを干して、我われはビヤステーションを後にした。ところでこの日私はパナソニックGF1(デジタルズイコー17㎜附)を持参してゐて、頴娃君も同じGF1(パナソニック20㎜とE.V.F.附)を持つてきてゐたから驚いた。聞くと前日、GF1の話題に触れたウェブログを讀んで久しぶりに使ふ気分になつたとの話。巷には罪つくりなウェブログもあるものだ。ビヤステーションから東京都立写真美術館までの少しの距離を我われは、GF1を操りながら歩く。手ぶれも被写体ぶれも気にしない。たて續けに何枚か撮ると妙な勢ひがつくものなのだが、残念なのかどうか、そこに到るまでに美術館が見えてきた。

 植田正治は大好きな写真家である。被写体や現像やプリントに対して
 「もしかしてかうしたら面白いんぢやあなからうか」
 さう云ふ興味と創意と工夫(おそらく何より先に興味だつたらう)がはつきり汲み取れて、汲み取れた意志がまことに樂しげで、このひとはきつと撮影の準備からプリントを仕上げるまで、苦心を含めて満喫してゐたのだ。兎に角面白がり方が徹底してゐて、こちらもそれに乗せられて仕舞ふ。噓だと思ふなら、高名な[砂丘モード]を観玉へ。植田の愉しみ(所謂"Ueda-Cho")が殆ど直接的に解る筈で、それは高度に昇華されたアマチュアリズムの結晶と呼んでもいい。
 そこで問題…と云つてはいけないのだらうが、矢張りさう云はざるを得ないのがラルティーグで、先づ何にと云つて題名の長さに戸惑はされた。まあ無闇に長い。たとへば[ブブットに柔術を教へるリコ、ルーザ]、或は[幽霊になつたジスー、"レ・マロニエ荘"、シャテルギュイヨン] 云つておくがこれは特殊な附け方ではなく、どれもこれもこんな題名なんである。をかしい。普通の写眞家ならこんな説明的な題は避ける筈で、その辺を突詰めると森山大道になる。それに写眞が如何にもありきたりな印象で、これのどこが[写真であそぶ]なのかよく解らない。然しぢやあ足早に通り過ぎていいのかと訊かれたらさうでもなくて、何となくふはふはした気分で観續けてゐると途中で不意に気が附いた。それはラルティーグ少年がバスタブで得意さうに自慢の船の玩具と写つてゐる一枚で、題名には"シャッターはママンが切つた"とあつた。
 (あ。これは)
 記念写真ぢやあないか。と思つてそれですつきりした。矢鱈に長い題名も、實は題名ではなく写真を見せた友人に、いつどこでたれと撮つたかを話してゐるのだと考へれば納得出来る。さうすつきりして観ると、ラルティーグの"記念写真"は確かに記念写真なんだが、記念になつた瞬間の凄み…荒天のニースで撮られた烈しい波や雨…や、身近な人間への視線…ビビと云ふ女性の写真がびつくりするくらゐあつた。ビビはラルティーグの妻である…が、私の足を止めたのだとやうやく理解出来た。植田が"アマチュアの技術"を昇華させたとするなら、ラルティーグは"アマチュアの視線"を昇華させたわけで(いやひどく乱暴な分類なのは自覚してゐるのだが、うまい云ひ廻しが見附らないのです)、確かにこの佛蘭西人は写真で"あそん"でゐる。かう云ふあそび方もあるものかとすつかり感心した。

 その夜、"改めて感想を語り合ふ会"を設けた際に私は
 「ラルティーグは凄い記念写真を撮つたひとだねえ」
 桝酒をふくみながら云ふと、頴娃君は(同じく桝酒をやつつけながら)ふかく頷いた。そして頷きながら
 「だから苦手なんですよ、かれの写真は。他人さまのアルバムを見てゐる気分になるから」
 それもまたひとつの美事な見方だと、酔ひが廻りだした頭でふたたび私は感心した。

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by vaxpops | 2014-01-30 21:00 | 徒然諸々 | Trackback | Comments(2)

14016-0596 手首を通す

 私の手元にはマイクロフォーサーズ機であるペンミニことE-PM1がある。最近になつてGF1を追加したからボディキャップレンズが附けつ放しになつてゐる。絞りがF8固定だから明るさの條件は撰ぶけれど、撮影はまことに軽快なもので、スクエアのモノクロームなら縦横も考へなくていいから、文字通りの撫で斬り斜め斬りが満喫出来る。所謂"町なかのスナップ"向けの組合せではないかと考へてゐる。こんな時、幾ら失敗しても"あとn枚しか撮れない"と悩まなくてもいいデジタルカメラは有難いね。ボディキャップレンズ附きペンミニの軽快さは撮影の気分だけでなく、實際の重さや形状でもさうで、殆どボディ分だけのそれなのだから当然だらう。鞄の隙間に入れても収まりがよいのは嬉しい。そこでストラップなんですな、課題になるのが。

 元々は本体に同梱されてゐたストラップを使つてゐた。両吊りで首または肩からぶら下げるやつ。仕上げは些か野暮だけれどひどい出来でもなかつたし、ズームレンズを附けるくらゐなら丁度具合も宜しい。然し私が使ふのはボディキャップレンズ附きで、それに長めのストラップは如何にも不似合ひに思はれる。コンパクトさを出来るだけ優先したい。となるとストラップは短いのが好もしく、肩掛け式で短いのはきらひ(だらりと長くぶら下げるのが好きなのです)と考へが進んで、行き着いたのが片吊りで手首を通す方式。リストストラップとかハンドストラップと呼ばれるらしい。幸ひリコーの一眼レフに附けてあつたハクバのがあつたから、試しに附替へると惡くない具合である。ジーンズの尻とか上衣のポケットに突つ込めるし、手首を通す部分をちよいとつまめば取り出すのも割に樂。限定的な組合せ…たとへば今回のやうな…、の條件はあるがそこを満たせばいけるぢやあないか。

 然しハクバの手首通しストラップが文句無しかと云へば残念ながらさうではなく、第一に見た目が宜しくない。元々が一眼レフ用の肩掛け式の長さを詰めただけだけ(と断定出来るのは同じ仕上げの肩掛け式ストラップも持つてゐるから)なので、ペンミニには似合はない。ぼつてりした感じがする。ここは誤解されるとこまるから云ふと、ストラップ自体がアレなのではなく、ペンミニとハクバの組合せに感心しなかつたと受取つてもらひたい。更に云へばペンミニ(ボディキャップレンズ附き)と手首通しストラップの組合せそのものは好感触でもあつた。詰りペンミニに似合ひの手首通しストラップがあれば、課題は綺麗に解決する事が解つたので、早速探してみた。
 無い。
 店舗にはそもそも種類が少ないし、あつてもコンパクトデジタルカメラ用のひばり結びで取附けるのが殆どだつた。ぶら下げて歩くのではないから、それでも構はないと云へばそれまでだが、見た目が軽快ではなく頼りな気で、これはいやだなあ。そこでウェブを当つてみるとあるにはある。が、革製品が無闇に幅をきかせてゐるのが気に喰はない。どうも革製は苦手なのだ。それに立派すぎるストラップはペンミニのかるさとぶつかりさうにも思はれる。などと書いたら私がストラップに気難しいひとと誤解されさうで、勿論そんな事はなく

①布製(出来れば帆布が望ましい)で
②ある程度の柔らかさがあり
③幅は太めの
④手首に余裕のあるくらゐの長さで
⑤裏地ありが好ましい。

と思つてゐるだけだから、然程の無理は云つてゐない筈で、それなのに見附からないのは探し方に難があるのか、それとも私のこのみが少数派だからなのか、その辺りはよく解らない。まあペンミニには出来るだけお金を掛けないのは私の方針だし、ぼつてりに目を瞑れば…それは手首に惡くない安定を感じさせもする…ハクバのも使ひたくないと感じるわけでもないから、それはそれでいいのだらうか。

 かう書くと大体、数日以内でストラップを手に入れて手首を通すのが、私の通例なのだが、さてどうなる事やら。
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by vaxpops | 2014-01-28 20:45 | 台湾蝶々 | Trackback | Comments(0)
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 パイント・オヴ・ビア。
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by vaxpops | 2014-01-25 15:45 | 台湾蝶々 | Trackback | Comments(2)

14014-0594 GF1の事

 2013年の終盤から私の常用するデジタルカメラがオリンパスのペンミニことE-PM1になつたのは、数少ない我が親愛なる讀者諸嬢諸氏に承知頂いてゐるところではないかと思ふ。ペンミニは中々使へるカメラで、何が使へるかと云へば
「毎日持ち出しても負担が無い」
点に尽きる。別に撮らなくてもよく、ただ不意にそんな気分を感じた時、鞄の隅にペンミニがあるのは實に有り難い。どれだけ高性能でも、持ち出すのに気合ひが欠かせないカメラはそれだけで使へないではありませんか。レンズは17/2.8デジタルズイコーが殆どで、14-42㎜にも時折り活躍してもらつてゐる。私の場合、これで普段撮るものの80%以上はカヴァ出来るし、出来なければ諦めるから特に問題は無い。…所謂"實用の上"では。
 微妙な曖昧な云ひ廻しになつたのは暫く使つて解つたのが、このペンミニに一ばん似合ふのがどうやら、オリンパスの傑作変態アクセサリであるボディキャップレンズではないかと云ふ事で、勿論それも手元にある。日中のスナップならこの組合せがもしかして最強ぢやあないか知ら。スナップが六づかしいのは見たと撮つたが同時なのが理想だからで、その点に限ると全機械式の距離計連動型カメラ以上にはやく撮れるデジタルカメラは今のところ存在しないのだが、ペンミニとボディキャップレンズはいいところまでいつてゐる気がする。速い動作よりそもそも動かない方がもつと速いのがその理由。それで私はかう考へたわけです。
 「もしかするとペンミニ・プラス・ボディキャップレンズは固定でいいんぢやあなからうか」
どうです、名案でせう。これを思ひ附いた瞬間、私は自分の才能を見直しましたね。ひつこく云ふが、多分マイクロフォーサーズ以外の規格で、ここまで"スナップに特化した"組合せを用意するのは厳しいんではないか知ら。
 然しそこで問題が何も無いのかと云ふと(残念ながら)さうはうまくいかないのが巷の常で、私はスナップ以外に興味が無いわけではなく、接写も割と好きなんですね。それをボディキャップレンズに任せるわけにはいかない。それにボディキャップレンズをペンミニに附けつ放しにするとして、ぢやあ17㎜や14-42㎜はどうすればいいのかと云ふ問題が顔を見せる。いやまあ、そんならレンズを交換すりやあいいぢやあないかと思ふのは物慾を知らない素人の發言と云ひたいですね、私は。それにボディキャップレンズを附けたままにするのとレンズの交換をするのでは、持運びの方法…詰りストラップをどうするか…が丸で異なつてきて、前者の場合だと手首に通すくらゐのやつがいい。ストラップの幅や長さ、素材は撮る時の気分に直結する要素だから、そのカメラをどう用ゐるかによつて慎重な撰択が欠かせない。

 ではどうするのが好ましいか。話は實に簡単で、ボディもう一台を追加すれば宜しい。尤も話は簡単だが撰択は六づかしい。手持ちのレンズを使ふのが條件だから規格はマイクロフォーサーズなのが前提。では何にするか。
 最初に大柄なボディ…OM-DやGHですね…は残らず却下した。E.V.F.内蔵と可動式の液晶画面はたいへん魅力的だが、マイクロフォーサーズのフォーマットに対して、矢張大振りに過ぎると感ぜられたのが理由。フヰルム一眼レフ末期のフラッグシップ機を思ひ出すなあ。
 續いて候補から外したのはすべての現行機種で高額だからと云ふのが最大の事情なのは改めるまでもないでせう。新しさにお金を費ふのは勿体無い。それにデジタルカメラの基本的な部分は既にほぼ出来上つてゐて、今はその高機能化と高精細化を突き進めてゐる状況なのを思ふと、最新機種に飛びつく積極的な理由が見当らない面もある。實のところ、かう云ふ製品で一ばん大切なのは見た目とブランドなのだが、そつちに話を進めると寄り道が果てしなくなるので涙を飲んで省略します。
 さて。ここまでの理窟を"小振りで廉価な機種"と纏めて考へると候補は幾つかに絞られる。

■オリンパスE-PM2
 おそらく一ばん順当。E-PM1最大の弱点だつた右手側にグリップがあるのは好ましい(E-PM1をボディキャップレンズ専用にするかと思つた理由のひとつでもある)し、操作系も近しい期待はあつたが、似たやうなカメラを持つてどうするのかと思はれて却下。
■オリンパスE-PL5
 シリーズとしてはペンミニの上位に相当する。意図的に古めかしくしたのだらう見た目は中々惡くない。ただ可動式液晶がぽこりと飛び出してゐる姿はたいへん不恰好だし、背面のダイヤルを触るのに私の場合、指がへんに当るので却下。
■パナソニックGF3/5
 意外に好きな見た目だつたりする。中古で可成り廉価なのも宜しい。パナソニックの14㎜や20㎜を附けつ放しすると愉しさうな気もするが、方向が余りにも明後日。それにある程度の期間、常用するとも思へないので却下。

 困つたなあ。と云ふのは嘘で、實は他にも候補があつた。パナソニックGX1がそのひとつ。当時では高機能機で強気の値段を附けてゐた印象がある。比較的コンパクトな大きさとダイヤルと釦での操作系は今となつては好もしい。ただこれが現行だつた頃、私は非常に批判的でそれは要するに
「家電メーカの高額なカメラ」
が気に喰はなかつたからであつた。その事は周囲のカメラ好きにも公言してゐたから、ここで折合ひを附けてもいいかとも思はれた。中古だと値段も頃合ひに感じられたし。然しどうも値ごろを理由に手に入れるのは敗けの気がする。何がどう敗けなのかはよく解らないが、兎に角さう思はれたのだから仕方がない。
 それで目を附けたのがGF1であつた。前段の終りから"それで"の間に些か飛躍があるんだが、そこはまあそれとして、目を瞑つてもらひたい。機種としては新しくない…どころか何世代か前の旧いものなのだが、その辺りは気にならい。要はGF1が出た時期、既にレンズ交換が可能なデジタルカメラは概ね出来上つてゐたのではないかと思ふ。そのGF1の操作系は釦とレヴァが中心でぱつと見が解り易い。アクセサリシューが多少出つ張つてゐて、そのままだと間抜けに見えるのが、隣の露光モードのダイヤルと高さが揃つてゐるから気にならない。うまいこと仕上げたものと思ふ。操作部位の配置で一ばん感心したのは主電源の入切がスライド式になつてゐる点で、ここはGF1に限らずパナソニックのデジタルカメラ全般が同じ筈だが、この点計りは他のメーカにも大きに真似してもらひたい。ボディはやや分厚めな感じでスマートさは感じられない。實際に持つてみると掌への収まりは惡くなく、右手側に用意されたグリップは低めかと見える以上に指の掛りはよい方でせう。少なくともペンミニよりは遥かに安定感がある。序でに云ふと、見た目はそれなりの重厚さを感じるが、呆れるくらゐかるい。ずつしりにカメラの存在感を見出だす向きには残念。私もちよいと残念に思ひはしたが、持ち歩く分にはかるいのが正しい。然も値札に記されてゐるのは、どうするかと悩む必要を覚えない程の数字だつた。

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 だから購入した。
 黒のボディに17㎜ズイコー(ステップアップリング経由で28/3.5ズイコー用のフード附き。こちらも黒)を嵌めると引き締つて見える。ストラップは些か悩まされて…取附け部分が幅も厚さも若干せまくなつてゐるから…純正のは綺麗に収まるのは当然だが好みではない。手持ちのストラップを漁つてみたらハクバの赤い長めのやつ(裏地は黒)があつて、これでまあよからうと決めた。ケースは不要…と云ふか流用出来さうなのが見当らなかつたのでさう云ふ事にする。あつても使ふ頻度は低いだらうからいいでせう。ごく廉価に入手したボディに無闇とお金を注ぎ込むのは幾ら何でもアレだらうと思はれる。
 後はレンズになるのだが、ここで少し詳しいひとはパナソニックとオリンパスの手ぶれ補正が異なる方式なのを気にされるかも知れない。前者はレンズで後者はボディでの補正だから、組合せによつては手ぶれ補正がまつたく効かなくなる。それぢやあ困りませんかと思ふ方もをられるやも知れないが、気にする程でもない。あれば便利な機能なのは認めるとして、實際有用なのは超望遠だつたり大口径の開放だつたりの場合。私には事實上無縁だしら常用の焦点距離(マイクロフォーサーズで云へば大体12㎜〜50㎜見当)なら、きちんと構へればさうさう手ぶれを引起す事はない。その辺りはフヰルムカメラを使つてゐれば否も応も無く身に附くものなのです。そもそもいい加減な構へをカメラの機能でカヴァしたいなんて、虫のいい話ではあるまいか。なので便利は便利として、使へないのが当り前と決めておけばレンズ撰びは可成り樂になる。その上で次を何にするかと云ふのは今後の愉しみとして、今は手元のレンズで遊ばないと損をする。GF1の導入にあはせ、ペンミニはモノクロのスクエアに設定を変更した。これがまた(設定の変更は自分でやつたのに)思つた以上に撮り易いので驚いてゐる。

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by vaxpops | 2014-01-24 18:15 | 徒然諸々 | Trackback | Comments(0)

14013-0593 数分間

 残照。
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 数分後には帳が下りてくる。
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by vaxpops | 2014-01-20 19:15 | ニューナンブ | Trackback | Comments(0)

14012-0592 いなほり

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 儂はだめです。

 色々な意味で。

 だが、それが愉快。
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by vaxpops | 2014-01-18 17:45 | 台湾蝶々 | Trackback | Comments(2)

14011-0591 和辛子

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 この一年くらゐで、和辛子は中々素敵な香辛料ではないかと云ふ事がやつと解るようになつてきた。
 マスタードはそれ以前から好物だつたから、詰り食べ物への偏見がひとつ、減じたわけである。

 齢を重ねると時にかう云ふ事があつて、だから老人の言には耳を傾けて損にはならない。
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by vaxpops | 2014-01-18 17:30 | 台湾蝶々 | Trackback | Comments(0)

14010-0590 打合せ

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 乳軟部は打合せをことの他重視する。

 何がどう重要な打合せだつたかは、如月半ばまで我が親愛なる讀者諸嬢諸氏にはお待ち頂きたい。
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by vaxpops | 2014-01-17 20:45 | 台湾蝶々 | Trackback | Comments(4)

14009-0589 洋風おでん

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 お昆布(ここはオコブと讀んでもらひたい)の出汁にごくさつぱりしたトマトで。

 葡萄酒に適ふ中々うまいひと皿でした。
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by vaxpops | 2014-01-15 20:30 | 飲食百景 | Trackback | Comments(2)
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 リアルタイムでは實のところないのだけれど。

 [豆らく]で揚げ出し豆腐の膳。
 "しぼりたて"の冷やと"大辛口"のお燗で。

 率直に云つてお燗のがくちに適つたんだが、細かい事は別にして、たいへんに美味しかつた。
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by vaxpops | 2014-01-11 15:27 | 企画万巻 | Trackback | Comments(6)