いんちきでさらにマクガフィン

by 丸太花道@乳軟部

<   2014年 03月 ( 28 )   > この月の画像一覧

14061-0641 夕刻の

 逆さの光の櫻。

d0207559_19284743.jpg

 畏れがあつた。
[PR]
by vaxpops | 2014-03-31 19:30 | 番外携帯 | Trackback | Comments(0)

14060-0640 目には青葉

 山ほととぎす…ではなく、例の相方との酒席で。

d0207559_1523696.jpg
 ここだけの話、お刺身もうまいんだが矢張り、鰹はたたきの方が好みに適ふ。
[PR]
by vaxpops | 2014-03-31 15:30 | 飲食百景 | Trackback | Comments(0)

14059-0639 嫌煙権について

 喫煙者であるところの私には、肩身のせまい話だなあとも思ふが、先づ最初に、嫌煙権は認め難いと申し上げなくちやあならない。佰萬歩譲つて認めるとしたら、煙草を愉しむ権利(厭な響きだねまつたく)もおなじだけ認められるのが当然でせうと思つてゐる。

 ほらもう非難の視線が。

 云つておくが私はごく普通の煙草喫みだから、灰皿が用意された場所で喫つてゐる。バーで偶々隣合はせたひとに煙草の気配が無ければひと言、断つてから火を点ける。要するに
『煙草の匂ひや煙が苦手なあなたの前では喫はない』
んである。それで何故、白ーい視線を浴びにやあならんのでせう。

 かう云ふと必ず
『あンたはちつとまともかも知れんが、歩き煙草だのぽい捨てだのする連中がゐるぢやあないか』
と反論がくるわけで、然しそれは歩き煙草だのぽい捨てだのをする連中が非常識な愚か者なのだから、その点を非難するのが正しい。さうではない私をひと纏めに巻き込むのは迷惑だから止めてもらひたい。
 さうするとおそらく
『いやあなたの健康にだつて惡い影響が出るぢやあありませんか』
と追討ちが掛かりさうで、然し私の健康は私の責任とリスク。そもそもあなたが私の健康に責任を負へるわけではないでせう。それに喫煙者の健康を心配するなら、お酒の呑み過ぎや偏つた食事や不規則な生活のひとにも同じ忠告を捧げないと、すぢが通らない気がする。
 などと云へば更に
『お店に子供連れで行つた時、煙草の煙が流れてくるのは甚だ迷惑だ』
と眉を吊り上げてきさうで、然しそれをこちらに云はれてもこまる。我われは喫煙席で煙草を吹かしてゐる。分煙がいい加減なお店に苦情を出して、序でに席を移してもらふのがいい。喫煙席は限られてゐるのだから、私は移動出来ない。それ自体が不愉快に思へるなら、最初から全席が禁煙のお店を撰べばいいではありませんか。

 と云ふか。
 本当に煙草をきらふなら喫煙者を責めても仕方が無いんですよ。こちらは合法的な嗜好品を自分の責任で愉しんでゐるのだから、かれまたは彼女たちが本気なら、煙草そのものの違法化を主張するのが本道…煙草税とか葉の生産者の立場とかは考へない…ではないのか知ら。私の知る範囲なんてたかが知れてゐるけれど、さう云つた意見は耳にした事がない。何故でせうね。

d0207559_1414021.jpg
 繰返すが煙草は嗜好品だから、それを好まない(厭ふ)ひとがゐるのは不思議ではありません。その前でふかりふかり煙を上げるのが非難の対象になるのは寧ろ当り前の話で、この点は私だつて大いに同意を示したい。単にそこで珍妙な"権利"…小聲で云ふと嫌煙権と云ふ単語の胡散臭さは本来はただの嗜好品への嫌悪感に過ぎないなのに、派手な(そして不似合ひな)"権利と云ふ衣裳"を着せたからだと思つてゐる…を振りかざされるのが甚だ迷惑なだけなのだが、肩身せまい喫煙者であるところの私は、矢張り非難の白い視線を浴びるのでせう。
[PR]
by vaxpops | 2014-03-27 14:00 | 徒然諸々 | Trackback | Comments(2)

14058-0638 高倍率

 28㎜、35㎜、50㎜周辺が私の常用する焦点距離で、えーとさう、これはレンズの話である。何が何やら解らないひとの方が多いだらうと思ふし、解らなくても損にはならない。写眞にはさう云ふ概念があるのだなと考へれば十分でせう。この辺の焦点距離は良くも惡くもニュートラルな画角…大雑把に漠然からかるい注視くらゐの視線…だから、派手さに欠けるきらひはあつても、ぴたりと嵌まれば平凡が一ぺんにドラマティックに転じるもので、残念ながら私は自分の写眞でそんな劇的を感じた記憶が無いんだが。ところでもし"写眞の効果"を解り易く感じたければ、極端なレンズを使ふのがはやい。たとへば超望遠(大体300㎜以上)や超広角(大体20㎜以下)、或は等倍以上の超接写だつたり魚眼もさうですね。實によく解る。尤もそこには"解り易さ"が罠を仕掛けてゐて、きつい視覚の効果も馴れればそれまでで、もつときつく更にきつくしなくてはならなくなる。見る側も撮る側も詰らないよね、そんなのは。尤も写眞の心得とは別に、極端なレンズで撮るのは単純に面白い。最近のデジタルカメ
ラではごく当り前に高倍率(目安で云へば10倍以上か)のズームレンズが搭載されてゐて、画角変化の豪快さはそれ自体が痛快でもある。800㎜や1000㎜と云つた"特殊な(筈の)画角"が特殊ではなくなつてきてゐるのは、感嘆すべき技術の大発展ゆゑか、世も末の末なのかまではよく解らない。

 實は時折、その手の高倍率ズームレンズを載せたデジタルカメラが慾しいと思ふ事がある。云つてみれば小旅行の記念写眞用ですね。仮に28㎜始まりの10倍ズームなら300㎜近くまで使へるし、デジタルズームを併用すればおそらく(画質は兎も角)600㎜見当までいけるだらう。これくらゐをカヴァしてゐれば妙ちきりんな看板から寺社の美事な彫り物まで、大抵は押へられるにちがひない。と云ふか實際撮れる。さう断定するのは以前に短期間使つてゐたリコーのCX5がほぼ、前述の仮を満たしてゐたからで、手放したのは飽きたから以上の理由が無い。この理由は可成り大事な点で
「便利は馴れると飽きる」
のですな。CX5の場合、勿論それとは別に私の使ひ方やリコーの特に初心者向けカメラに屡々見られる詰らなさ…必要な機能は備へてゐて、使ひ勝手も惡くなく、妙に無愛想…もあつたのだらうが、それを差し引きしても矢張り、からさだけが目玉のラーメンと同じく刺激的から慣れを経て飽きに辿り着いたのは、唐辛子…ではなくズーム倍率の極端だけがCX5の目玉だつたのか。

 ところで超高倍率(20倍以上くらゐか)のズームレンズはCX5とは異なり、一眼レフのやうな形状のボディで採用される事が多いようですね。考へて見れば当然の判断で、幾ら手ぶれ補正が強力でも600㎜を手持ちで使ふならしつかり構へる方がよいに決つてゐる。コンパクト・デジタルカメラは(極端な話)片手で使ふものだから、この手の(超)高倍率ズームレンズには些か不向きなのを思へば自然な帰結だらう。さうなるとボディは大きめに(詰り持ち易く)なり、その分持運びは些か面倒に感ぜられ、有り体に云ふと毎日持ち出す気にはなれないだらう事が十分に予測出来る。この予測が私をして入手を躊躇はせるのですよ。年に数回程度の小旅行の為に何萬圓かを費へるか知らと自問するに、いやすりやあ厳しいよと自答せざるを得ないのが現状なんである。然し観光地で見掛ける外國人が持ち歩くのを目にすると、えらく恰好よく映るのは不思議なくらゐで、漠然とかれらに感じる
「身も蓋も無い合理性」
にあてられてゐるのだらうか。エンジョイしたいヴァケイションはジャパンへのトラヴェルで、折角なんだからフォトグラフやムーヴィはたつぷりメモリーたいし、バゲッジはコンパクトなのがベターで、愛用自慢のナイコン(シングルレンズ・レフレクス)はトゥ・ラージでトゥ・ヘヴィだから、こいつを撰んだのさ…と私の勝手な想像が混ざつたが、さう云ふ明快な割り切りがあつて初めて、高倍率ズームレンズは本領を発揮するのではないかとも思はれる。
[PR]
by vaxpops | 2014-03-26 13:45 | 徒然諸々 | Trackback | Comments(0)

14057-0637 雲のかよひぢ

 梅を愛でるひと。

d0207559_206942.jpg

 雲は花に遠慮してゐた。
[PR]
by vaxpops | 2014-03-24 20:00 | ニューナンブ | Trackback | Comments(0)

14056-0636 鯵とぶれの隙間

 デジタルカメラには功罪が幾つもあつて、ぶれに対しての感覚を大きく変へたのもその中のひとつに挙げていいと思ふ。私なぞは写眞やカメラで遊びだして(いつの間にやら)二十年以上になつてゐて時間の長さだけは古株だから、その辺りはふるい。ごく大雑把にそれは
「ぶれは恰好惡い」
なのです。限られた小遣ひで得た限られた枚数のフヰルムだから、兎にも角にも撮ると云ふ感覚が稀薄なんですな。写眞を始めた当時のカメラは、既に強力な自動焦点と正確な自動露光を搭載してゐたから、基本に忠實に構へ、シャッター速度に注意すれば相当程度にぶれを減らせる筈なのに、それでもぶれから逃げ切るのは六づかしかつた。いい加減な構へだつたりラフにシャッターを切つたりすると途端にプリントはぶれを見せ附けてきて、何度がつくりさせられた事やら解らない。
 それが変る切つ掛けは、おそらくキヤノンの望遠ズームに採用された手ぶれ補正機構(近い時期にニコンも手ぶれ補正を採用した機種を出したが、それはコンパクトカメラだつた。以前から感じてゐるのだが、あの会社は本当に"技術の見せ方"が下手糞だねえ)が最もふるいと思ふ。当時の私は既に望遠レンズへの興味を失つてゐたから手を出さなかつたけれど、入手した友人のファインダを覗かしてもらつて驚いたのを記憶してゐる。キヤノンが示したこの技術は然し
「ぶれは決して好ましくない」
のを前提にしてあつて、その点では私と変らない。それがもう一段階の変化に到つたのはロモの流行だつたらう。もの凄く簡単に云へばそれは、もの凄くいい加減なカメラのもの凄くいい加減な写眞を"イイ感じぢやあないか"と勘違ひした結果…と書けば想像してもらへるとほり、私はロモブームにまつたく共感するところが無い…で、あれがぶれを肯定的にした点で果した役割は小さくない筈で、それを功罪で考へれば罪の比率の方が高いとも思ふのだが、今回はそこまで踏み込みますまい。要はぶれを積極的に抑へ込まうとするメーカと、それはそれで有りぢやあないのとするひとがゐて、どちらかと云へば前者が優位だつた。

 そこに割り込んできたのがデジタルカメラで、いつも通りこの辺りから本題です。のんびりした話だなあ。

d0207559_12175430.jpg
 デジタルカメラの、ここではフヰルムに対する優位と仮に云ひますが、それは
「液晶画面で(ある程度)仕上げをコントロールし」ながら「一ぺんに撮影出来る画像の数が飛躍的に増え」たところにある。更に気に喰はないのは消せばよくなつて、詰り失敗への恐怖感が著しく減つた。目についた情景は取敢ず抑へればいいと思へるのは、撮る行為への感覚の激変ではないでせうか。そこに手ぶれ補正が加はり、ここまで触れなかつた多点測距や高感度の技術も加はると、いい加減な構へだらうが振り回さうがぶらす方が六づかしくなる。撮影が意思を顕す行為だとすると、カメラの高機能でがちがちに守られてゐるのは決して好もしいとは思へない。不便と失敗のリスクは、自由な度合ひの裏返しなんであるから。
 とは云へ二十余年撮つてゐても矢張り感じて仕舞ふ不安が、その高機能で救はれるのも(残念な事に)(悔しいが)また事實で、フヰルムなら仕上げに自信が無くつて絶対に撮らない、たとへばちよと薄暗いバーでも"確かめながら"に助けられて撮れる…場合もある。明るい部分が白く飛び、暗い部分が潰れて、高感度の所為で全体がひどく粗くなつても、まあ何とか画像を得られるのなら、その方がいいに決つてゐるぢやあないか―と(半ば)居直つたのが、ここに添へた画像である。どこで呑んだかは云はないが、マンズワインの山梨甲州種(樽熟成ださうな)と鯵のマリネーの組合せ。マンズワインは中々やり手と思はれてこれだけだと些か頼りなげに感じるのだが、肴が添へられると俄然、本領を発揮する。もしかするとキッコーマンで用ゐた肴をご用意下さいと云ふ暗号が隠されてゐるのか知ら。尤もマリネーは感心する程の出来ではなかつた(決してまづくはなかつたが)これはもう、鯵の新鮮さに左右されるのだから、一方的な非難は気の毒かも知れない。なんて考へつつ
「いやあ、お魚と葡萄酒の組合せは六づかしいねえ」
とか何とか呟きながらスマートフォンですつと、厳密に見なければそれなりにぶれの少ない画像が撮れるのは矢張り有難い技術と思ふべきか。
[PR]
by vaxpops | 2014-03-24 12:15 | 徒然諸々 | Trackback | Comments(0)

14055-0635 梅を観るひと

 梅が花には光景を風景に転じさせるちからがある。

d0207559_19565525.jpg
 梅が花を愛でるひとはその風景を情景へと転じさせる。

[PR]
by vaxpops | 2014-03-23 20:00 | ニューナンブ | Trackback | Comments(0)

14054-0634 梅折らぬ

 さうだ、水戸に行かう、と思つたので足を運んだのだつた。

d0207559_15215473.jpg
 弘道館から梅を眺め。

d0207559_15242201.jpg
 偕樂園の美事な設計…竹林と梅林と櫻の配置が絶妙で、水戸徳川家は流石に趣味が宜しい…には感服。

 時に肌寒い風も舞つたけれど、まつたくのところ、満足な時間であつた。
 殊に笠間の藏の"郷の譽"は大聲で推奨に値する素晴しさで實に満喫したのだが、かう云ふうまいお酒を扱ふ酒屋が絶無だつたのだけは閉口した。まちの為に勿体無いと思ふが、もしかすると水戸人はお酒に然したる拘りを持つてゐないのか知ら。

 呑んだもの。
 罐麦酒。東京ブラック、サッポロ黒ラベル、ヱビス(350mlと500ml)、一番搾りと同スタウト。
 日本酒。澤乃井(カップ)、郷の譽、東光。
 葡萄酒。銘柄不明の小壜。
 それからたつぷりの和らぎ水。
 酔ひはして酔ひ潰れぬくらゐの好もしい呑み方になつたのは、葵紋の御威光であつたか。

 帰宅してから、梅が枝を手折らなかつたのに気が附いて、ちいさな後悔を感じたのはここだけの話。

[PR]
by vaxpops | 2014-03-23 17:00 | 宿酔紀行 | Trackback | Comments(0)
d0207559_1433147.jpg

 帰途を飾るのもまた驛弁当で。

 諸君、光國公に乾盃だ。
[PR]
by vaxpops | 2014-03-22 14:33 | 企画万巻 | Trackback | Comments(2)
d0207559_1326186.jpg

 世の中には出来る事と出来ない事があるのだと思ひます。
[PR]
by vaxpops | 2014-03-22 13:26 | 企画万巻 | Trackback | Comments(0)