いんちきで、さらにマクガフィンだつた。

by 丸太花道@乳軟部

1778 菜の花ふた鉢

 春を思へる寒さになると、菜の花が恋しくなる。

 食べる方だけれど。
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 呑み屋の品書きに書かれてゐると、うつかり註文するのが常だから、好きなのだらうな。

 春から先暑くなる前の野菜には、時節独特の香りやほろ苦さが感じられて、かう云ふのを喜ばしく思ふのは年齢の所為か知ら。
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 上段は辛子和へ。
 下段はおひたし。

 菜の花は湯がき加減が殆どすべてで、後は香りと苦みを殺さない程度の味附け。

 鮮やかな緑を噛みしめて、さう云ふものが渾然となつて口の中に広がる瞬間ほど、幸せを感じる機会はまたとない。

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by vaxpops | 2016-02-06 09:45 | 飲食百景 | Trackback | Comments(2)
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Commented by jes22salud2 at 2016-02-06 18:50
菜の花、出回ってますね。
大人の味って色々あえうけど、これもそのひとつ。
Commented by vaxpops at 2016-02-06 19:08
乙女酒場さん。

 苦みや渋みを滋味と感ぜられるには、ある程度の年齢がどうやら必要らしいですね。

 普段は辛子をそれほど好まない私なのですが、菜の花のほろ苦さに加はるあの辛み計りは例外です。
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