いんちきで、さらにマクガフィンだつた。

by 丸太花道@乳軟部

なンのこたアない

 晝めしのタイミングがちよつとずれて仕舞つた或る日、やむ事を得ずラーメンを喰つた。何がなんでもラーメンといふ決意を秘めてでないのは我が親愛なる讀者諸嬢諸氏のご賢察のとほりで、他に撰べるお店がなかつただけの事情である。
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 併し意外とありきたりな醤油ラーメンに出会へる機会は少ないもので、思つたほど惡いものではなかつた。ことにこれ見よがしの焼き海苔と何故あるのか理解に苦しむ鳴門巻きが入つてゐない点は中々に喜ばしく思はれる。

 お値段430円。

 支那竹が驚くほどまづかつた…当てにならない記憶にある限り、あんなにまづいのは初めての経験だつた…事を除けば値段相応で、偶にはかういふ晝めしもまあ、構はないかと考へながら啜り込んだ。尤もこんな、"なンのこたアない、ただの醤油ラーメン"自体、今となつては珍奇かも知れないのだけれど。

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by vaxpops | 2016-10-03 06:45 | 飲食百景 | Trackback | Comments(2)
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Commented by jes22salud2 at 2016-10-05 23:49
よっぽどですねぇ。
その支那竹は味が無かったのかはたまた
塩から過ぎたか、それとも…
不味い支那竹ってそれ以上に想像がつきません。
Commented by vaxpops at 2016-10-06 08:48
乙女酒場さん。

 塩辛いのではなく、くちに適はない酸味が感じられたんですね、不思議な事に。
(腐敗的な酸味ではありませんでしたです)

 といふか。
 まづい支那竹なんて私も想像の外にありました。
 世の中どこに驚きが潜んでゐるか、油断出來ません。
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