いんちきで、さらにマクガフィンだつた。

by 丸太花道@乳軟部

不幸中にして幸ひなり

 縁があつて大宮の鐵道博物館に足を運ぶことが出來た。かつて大坂弁天町の交通科学館に熱狂した子供だつた私が、再び熱狂したのは改めるまでもないでせう。
 さうさう。縁があつたといふのは[光のほそ道]といふサークルのオフ会で、オフ会といふ言葉は好みではないのだが、それは些細な問題。かういふ機会を用意してくだすつた方々には感謝しなくてはならない。何しろ埼玉には地縁を持つてゐないのだもの。

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 鐵道博物館については贅言を擁する必要も無いでせう。なんだそれはと思はれる方はご自身でお調べなさい。流石に万人向けとは云へないけれど、数寄者にはたまらない空間である。
 大宮驛からニューシャトルでひと驛。殆ど目の前と呼べる立地は非常に便利。ごく短い通路の天井にはダイヤグラムが、床には時刻表があしらはれてゐて、顔がにやけてくる。傍目には妙な小父さんだつたにちがひなく、お客の少ない平日だつたから怪しまれずに済んだ。

 入場料金は1,000圓ぽっきり。
 プリペイドカードに似た形状で、改札口を通るやうにして中に入る。

 手前にあるのは蒸気機関車。そこから電気機関車、旧式の特急列車が並び、一ばん奥手に新幹線がある。入口から見て右手側には別扱ひの空間が用意され、そこには御料列車が展示されてゐる。
 うーん、エエなあ。
 と思ひながら歩くと、不意にがしやんと大きな音が聞えた。見ると山形新幹線の鼻つ面のところに、係員(と呼んでいいのだらうか)が何人か集まつてゐて、何やら話しあつてゐる。
 「何をしてゐるんですか」
訊くと、連結部の出し入れの動作がぎくしやくしてゐるらしい。本來はカヴァがスムースに開閉するのに、どこかが引つ掛かつてゐるのか、動きが途中で停まつて仕舞ふ。
 「こりやあ、開けないといけないかなあ」
などと呟きが洩れたから、簡単なメインテナンスでは済まないのかも知れない。たいへんだなあと思ひながら、併しかういふトラブルは狙つて見られるものでもないと考へ直した。さうして撮つたのがこの一枚。

by vaxpops | 2017-01-22 07:00 | ニューナンブ | Trackback | Comments(2)
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Commented by jes22salud2 at 2017-01-30 17:10
次回かその次のお江戸旅の時は
是非行きたいわ。
Commented by vaxpops at 2017-01-31 14:37
乙女酒場さん。

 大宮へは新宿からの移動になります。
 遠すぎるわけでもありませんが、近いとも呼び辛く、さういふ意味では23区内から見ると、微妙な距離ですね。

 埼京線を使ふと、間に魅惑の赤羽十条が待つてゐます。
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