いんちきで、さらにマクガフィンだつた。

by 丸太花道@乳軟部

炒飯を待ちながら

 外食と呑むのがほぼ一直線に結びつく私にとつて、食事が目的でお店に入るのは珍しい。立ち喰ひ蕎麦には入るが、あれは食事ではないしなあ。
 それで食べるとなつたら、定食もあるとして、炒飯辺りに落ち着く。これを専門に商ふお店があるのか、私は知らないが、その辺の中華料理屋なら五百円から七百円辺りが相場かと思へる。廉ではないにしても高いとは云ひにくく、これくらゐの値段ならまあ、と思はれる。
 相場くらゐの炒飯だと、まづくはない。まづくはないが、人生観を激変させるほど旨いわけでもなく、ぞろつと食べる分には丁度よい。毎日は勘弁してもらひたいけれど、食事が目的でお店に入ること自体、さうある機会ではないから、気に病むこともなからう。

 ここで問題がひとつ。地域にもよるだらうが、所謂下町とか、古い町中の中華料理屋だと、近所の小父さんが隅つこの卓子で、晝間つから麦酒や焼酎を引つ掛けてゐることがある。こちらが仕事の日に、ああいふ光景を見ると、頭にくるね。

(ぶつ飛ばしてやらうか知ら)

なぞと物騒な考へが何秒か、浮んだりもする。私は平和的な男だから、浮べただけで終るが、どうも釈然としない気分は残る。なのでさういふ場所は休みの日にしか入らないことにしてゐる。

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 勿論この日も、炒飯を待ちながら、麦酒を呑んだ。
by vaxpops | 2017-07-05 07:00 | 飲食百景 | Trackback | Comments(4)
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Commented by stonefree_01 at 2017-07-05 08:40
定食とか炒飯なら、見た目には「食事」だわね。麦酒はついでに置いてあるやうに見ゆる。でも当人の心持ちは「俺ァ呑んでるンだッ」といふこと、なのか知ら?
私も外食と呑むは一直線どころか同義。だから定食やご飯モノを頼むことはないわね。さすがに白米を前にお酒や麦酒は勘弁だわ。そンな日は、炭水化物には一切興味なし。
Commented by vaxpops at 2017-07-06 07:10
頴娃君。

 近ごろはやらないんだけど、定食を註文して、前半はおかず(と小鉢)をつまみに麦酒、後半は食事といふ流れを組んでゐたことがありました。洋食屋のフライ定食が相手だと、中々具合がよかつたのよ、これ。
 おれア今、吞んでるんだぞ。
 と思つて、或は思ひながら麦酒を置いてゐるわけでなく、私の場合、それが当り前の組合せだからなあ。まあ、ごはんをつまみに呑むのは、ちよいと無理を感じるけれども。
Commented by drop0516-edge at 2017-07-06 18:50
あら!素敵な黄金色の炒飯。
餃子の…は行っても大阪はご無沙汰。
行かなくっちゃ!

で、餃子は?
Commented by vaxpops at 2017-07-08 07:19
乙女食堂さん。

 "餃子の"にしても"大阪"にしても、こちらでは王将自体、あんまり見かけないもので、うつかりして仕舞ひました。

 画像にはありませんが、焼餃子はきつちり、ふたり前を(麦酒と共に)平らげてゐます。
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